「秘伝」という言葉を聞いたことはありますか?
武術などをしてきた方は、聞いたことがあると思います。

月刊「秘伝」という武術雑誌もあります。
「秘伝」はなぜ隠されるのか。
特に武術などは、基本的には鍛錬に鍛錬を重ね、体のつくりから精神状態、脳波に至るまで、ふさわしい状態に作り上げていきます。
たとえば3段階目にするべきことは、1段階目にいる人にはたどり着けない体の動きや精神状態が必要だったりします。
1段階目の人からは、まるで同じことをやっているように見えるのに、実際は全く違うことをやっている、というのもよくあります。
師匠のすごさは、ある程度自分が実力をつけてからでないと理解できない、というのも、段階が全然違うからだったりします。
では、段階を踏まないと理解どころか、認識すらできないはずなのに、「秘伝」はなぜ隠されるのでしょうか。
「秘伝」は、段階を踏まないでも到達できる「単純」かつ「効果的」なもの
「秘伝」と呼ばれるものが隠されるのは理由は、実は「秘伝」とは、段階を踏んで熟練していかなくても、知っているだけである一定の効果が出てしまう単純なものだから、です。
例えば、手の握り方ひとつ、たった一言の説明だけで、相手を効果的に攻撃できる拳を作れたりする。
これは熟練が全く必要ないため、一定の段階を踏んで心身ともに熟練した人にしか伝えない、教えられない、「隠された技術」となっていきます。それが「秘伝」です。
実は武術だけではなく、「秘伝」はいろんなところにある
ありませんか?
「それを教えちゃったらこっちの仕事がなくなっちゃう」ってやつです。



私は心当たりがあります。
とはいえ、最近ではそれを無料で大放出してくれる人もいたりします。感謝しかないですね。
ギブ&ギブの精神を、私自身も構築していきたいものです。
ちなみに、Canvaとネット印刷所で名刺を格安で作るPDFは、以前は誰にも内緒にしていたものを放出した「秘伝」です。
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