【経理】委託販売の売り上げの計上の注意点

経理
ゆかぴ

ちょっと毛色を変えて、経理系のお話です。資格等はもっていないので、具体的な経理の話ではありません。

委託販売で手数料をもらうという業態のお仕事をしている方も多いですよね。

目次

委託販売がメインで見かけ上の売上と実際の売上が違う

業務内容が委託販売がメインで、委託元より手数料をもらう形で取引をしている場合、見かけ上の売上と実際の売上にものすごく格差がある場合があります。
例えば委託販売手数料が2割だと、販売した金額(見かけ上の売上)が10万の場合は実際の売上が2万です。

日々このような取引を積み重ねると、年間の売上には大きく差が出てきます。

きちんと計上すれば、最終的に利益は同じ

きちんと計算すれば見かけ上の売上からは、委託元へ支払う金額(8割)があるので、最終的に出る利益は同じです。
ですが、例えば売上1千万で利益が200万と、ものすごく落差があります。

経理の計上としては、事実上の売上(2割)を売上として計上しても、見かけ上の売上(10割)を売上として計上しても、どちらもでいいようです。(ネット調べ)

※具体的な用語に間違いがある場合があります…

とはいえ怖いのは国税局

昔国税局チェックが入ったという事務所で働いていました。
そのため、業態(委託販売)については税務署等も把握していると判断し、見かけ上の売上ではなく、実際の売上を売上として計上していました。

あまりに売上と利益の差が大きいと、また国税局チェック入ったら嫌だよね…という理由です。

販売媒体はオンラインショッピングやオークションサイトの場合は注意

販売媒体がオンラインショッピングサイトやオークションサイトの場合は、総売上がサイト側で把握されていいます。
総売上と申告した金額の差に国税局のチェックが入るようです。

10年くらい経つと、以前の担当者もいなくなり資料もなくなる

税務署や国税局が業態を把握しているから、と事実上の売上で計上していても、どうも10年くらい経つと担当者が変わり、以前の資料もなくなり、結局サイトの収益と申告の金額にチェックが入ったりするようです。

結構面倒な計算をして事実上の売上で計上していたのですが、結局それでも国税局のチェックは入ってしまいました。

ショッピングサイトやオークションサイト等で委託販売の収益を出しているなら、10年ごとぐらいにチェックが入ってもしょうがないと思っておいたほうがいいかもしれません。

ゆかぴ

あくまで正直な申告をしている場合のお話です。

経理に関してはお問合せは受けておりません。用語の間違い等がありましたら申し訳ありません。
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この記事を書いた人

外資系企業・総合商社のITヘルプデスクを経て、フリーランスでPCサポートをしています。ツールは無駄を省くためにあるが座右の銘。三人の子どもたちの母親。

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