パソコンやスマホに関係するお仕事、その中でもサポートに関する仕事をしていると、なかなか解決できない問題が出てきます。
その中のひとつが、
相手から大容量ファイルを送ってもらう
方法が見つからない、というものではないでしょうか。

大容量ファイルを送るツールの選択肢はたくさんあります。ですが、相手がパソコンやスマホの扱いが苦手な方だと、それを使いこなしてもらうこと自体が大変ですよね。
メールに添付できないサイズのファイルや動画など
まず最初に思いつくのが、gmailなどのメールに添付してもらうという方法ですが、メール添付では送信できないサイズの動画などがあることも多いです。
また、メールに大容量データを添付すると受信側でトラブルが発生する場合があるため、注意が必要ですよね。PDFでは容量を落とした保存、PowerPointでは中の画像を圧縮して保存するなど、パソコンが苦手な方にお願いするにはなかなかハードルの高い内容になってしまいます。
LINEで送信できない動画や、劣化させたくない写真など
最近では多くの作業をLINEで完結させる人が多いですが、LINEを経由すると画像や動画が劣化します。また、一定時間を超える動画は、LINE経由では送信できません。



プリントしたい画像などは、なるべく劣化する前の元データが欲しいですよね…。長い動画が必要になることもありますよね…。
Dropboxファイルリクエストを使う
Dropboxファイルリクエストという機能がとても使いやすかったです。こちらはブラウザ上でDropboxにログインした画面です。






この手順でリンクを送るか、メール送信をすると、相手にデータアップロード用のリンクが届きます。パソコンでもスマホでも、このリンクに飛べば参照画面に進み、あとは送りたいものを選んでアップロードするだけ、という工程になります。
※後日、相手側の操作についても画像で解説したいと思います。こちらの方が大事かもしれませんね!
Dropboxファイルリクエストを使う注意点
Dropboxは無料プランだと2Gまでしか使えないため、それを超えるものは受け取ることができません。
ですので、2Gを超えない範囲で、下記のような時に利用することをおすすめします。
- スマホの写真を沢山送ってもらう必要がある
- 相手がメール添付の仕方がわからない



有料プランを使っているあなたは、大容量の動画など、たいていなんでも受け取ることができますね!
OneDriveは普通のアカウントでは使えない
MicrosoftのOneDriveにも同様の機能があるようですが、調べたところアカウントに制限があるようで、行政機関向けのアカウント等でないと使えないようです。私が使っているMicrosoft365Personalでは、ファイルリクエストの項目自体が出てきませんでした。



残念です…
無事データを送ってもらうことができました!
制限付きではありますが、「相手からデータを送ってもらうときに、相手に負担のない方法」という条件で、大容量ファイルを送ってもらうやり方を解説しました。
実は、子どもの学校行事のデータを送ってもらうためにはどうすればいいか…と思い悩んでいたところ、友人の助けを得てこの方法を知り、無事データを送ってもらうことができました。



あなたもぜひ使ってみてくださいね!
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