世に数えきれないほどある、武術関係の本の中で、とある1冊について書きたいと思います。
目次
「読ませる文章」の武術本は貴重
武術関係に限らず、自己啓発本などもそうなのですが、「読ませる文章」「人を引き込む文章」で書かれているものは稀だと思います。
物語と実用書では、そもそも構成も違います。何なら語る人と書いている人も違う場合もある。
「ザ・古武道 12人の武神たち」は「読ませる文章」で書かれています。
引き込まれる文章の理由
掲題の「ザ・古武道 12人の武神たち」については、前書きからわかる「読ませる文章」「引き込まれる文章」。
それもそのはず、菊地秀行は「小説家」なのです。
これを読んで武術を始めた人が多いのも納得
この本を読んで武術を始める人が多いという、ある意味「入門書」のようなものだそうです。
漫画「拳児」が中国武術を始めるきっかけに、漫画「スラムダンク」でバスケを、漫画「キャプテン翼」でサッカーを始めた人が多いというのとも似ていますね。
ちなみに私は小学生の頃からよく菊池秀幸の本を読んでいました。超能力のオンパレードみたいな物語を書く著者が、リアル武術の本を書いていたことに、驚きを禁じえません。

それでも、「だからこそ、ああいう物語が生まれたのかな」と思えるのも不思議です。
武術に興味のある人は一度読んでみてくださいね。
PCに関するお問い合わせはこちら。
コメント